スマイルゼミと進研ゼミの違いは?気になるタブレット学習の教材を比較!
子供の家庭学習の方法として、タブレット学習を検討中のご家庭も多いのではないでしょうか。
テレビCMでもおなじみの「スマイルゼミ」と、小学生向け通信教育の最大手「進研ゼミ」は、どちらも知名度の高いタブレット学習を提供しています。
タブレットを使った通信教育の中でも、特に人気が高いこの2社の違いが気になる方は多いはず。
スマイルゼミと進研ゼミを比較することで、料金やカリキュラム、受講システムなど、それぞれのタブレット学習の特徴がはっきりするのはもちろん、他の教材を検討する場合の参考にもなるでしょう。
そこで今回は、タブレット学習の2大トップとも言える「スマイルゼミ」と「進研ゼミ」を比較。2つのタブレット学習の特徴や違い、それぞれのタブレット学習に向いている子のタイプなどを解説します。
家庭での自主学習ツールとして我が子に合ったタブレット学習を探している保護者の方は、ぜひ参考にしてください!
スマイルゼミと進研ゼミのタブレット学習を一覧表で比較
スマイルゼミ | 進研ゼミ チャレンジタッチ | |
---|---|---|
学べる教科 | 国語、算数、英語、理科、社会、プログラミング ※「理科」「社会」は3年生から ※全国学力診断テストあり(年3回) ※無学年学習「コアトレ」対応(国語、算数・数学) |
国語、算数、理科、社会、英語・プログラミング ※無学年学習/実力診断テストあり/1・2年生は国語と算数のみ |
月額料金(税込) ※12か月一括払いの場合 |
標準クラス:~円 発展クラス:~円 ※別途タブレット代10,978円(税込)(12か月以上の継続利用が前提) |
~円 ※専用タブレット代8,300円(6か月以上の継続受講で無料) |
使用するタブレット | 専用タブレット端末 | 専用タブレット端末(チャレンジパッド) |
教材の難易度 | 標準~やや難しい | 標準~やや難しい |
中学受験対策 |
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学習サポート |
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その他 | 約2週間の無料お試し期間あり ※万一講座に満足できなかった場合は全額返金保証 |
チャレンジタッチの操作をWEB上で体験可能。解説動画あり |
スマイルゼミの特徴は?
スマイルゼミは、小学校などの教育現場で使われている学習支援ソフト「ジャストスマイル」シリーズの開発メーカーとして知られる「ジャストシステム」が、家庭学習用に提供するタブレット教材。
専用のタブレット端末を使用した小学生向け通信教育の教材をいち早く開発、タブレット学習のリーディングカンパニーとして高い人気・知名度を誇っています。
教材はタブレット1台。家に物が増えない
スマイルゼミで使用する教材は、ジャストシステムが開発した専用のタブレット端末のみ。毎月の講座はタブレットに配信され、学力診断テストもタブレット上で解答後、すぐに結果が判明する仕組みになっています。
専用タブレットは、子供が扱っても壊れにくい耐久性のある作りとなっており、インターネットの接続先やアプリのダウンロードも制限されているので安心。
タブレット1台ですべての学習が完結するため、紙教材や付録などが溜まらず、家の中に物が増えない点もメリットの1つです。
子供のやる気が続きやすいごほうびシステム
スマイルゼミでは、毎日のミッション(課題)を学習すると、1講座ごとに「スター」を付与、貯めたスターでタブレット内のゲームをプレイできます。また、マイキャラと呼ばれるアバター(自分の分身)のアイテムも購入可能。
すべてのミッションをクリアすると、デジタルカードをゲットでき、コレクションとしても楽しめます。
学習難易度は標準レベル。「コアトレ」でさかのぼり&先取り学習もOK
学習カリキュラムは、子供が使用している教科書を登録することで、小学校の授業内容に合わせたスピードと難易度の講座が配信されるようなります。
学校のテストの点数が伸びない場合など、学校の授業内容をしっかり身につけるのに特におすすめです。
また、普段の講座とは別に用意されている無学年学習「コアトレ」を利用すると、「国語」と「算数・数学」は小学1年生から中学3年生までの範囲を学習できます。つまずいた箇所までさかのぼっての復習や、得意な単元の先取り学習も可能です。
中学受験の専用講座はなし
スマイルゼミでは中学受験用の講座はありません。
ただし、教科書に沿った内容の「標準クラス」のほかに、「発展クラス」を設けており、標準よりもレベルの高いカリキュラムを受講したい場合は発展クラスを選ぶことで、応用問題に取り組むことが可能。この応用問題をクリアできるようになれば、地方国立レベルの中学校に合格できる力が十分身に付きます。難関校や超難関校と呼ばれる学校への合格を目指している訳でないのであれば、発展クラスで中学受験に必要な学力を身につけても良いでしょう。
一方、過去問や志望校選びも含めた本格的な受験対策をしたい場合は、中学受験用の塾や通信教育の利用がおすすめです。
スマイルゼミはこんな子におすすめ!
- 教科書の内容を理解して授業についていけるようにしたい
- 得意な教科や単元はハイレベルな問題にもチャレンジさせたい
- ゲームやカードコレクションが好き
- 付録などで物が増えないようにしたい
出典:スマイルゼミ公式サイト
対象学年
対象学年 | 小学1年生~6年生 |
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月額料金(税込)※12か月一括払いの場合
標準クラス | |||||
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1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 |
円 | 円 | 円 | 円 | 円 | 円 |
発展クラス | |||||
1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 |
円 | 円 | 円 | 円 | 円 | 円 |
- 専用タブレット代:10,978円(税込)(12か月以上の継続利用が前提)
- タブレットあんしんサポート:3,960円(税込)/年
スマイルゼミ 比較ポイント
学習時間の目安 | 1日あたり20~60分(学年・コース選択により異なる) |
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おもな学習コース |
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資料請求・お試し | あり。 入会申し込み完了で約2週間の無料お試し。内容に満足できない場合の全額返金保証あり |
スマイルゼミのメリット |
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進研ゼミの特徴
進研ゼミは、ベネッセコーポレーションが提供する通信教育。紙教材の<チャレンジ>で知られる歴史のある通信教育講座ですが、近年はタブレット学習の<チャレンジタッチ>をスタートし、数あるタブレット教材の中でも高い人気を集めています。
進研ゼミの<チャレンジタッチ>と<チャレンジ>は、どちらも同額料金で受講でき、途中で学習スタイルを変更することも可能です。
通常レッスンに加えて学習をサポートする付録や教材が年に数回届く
チャレンジタッチを申し込むと、専用のタブレット端末(チャレンジパッド)が届き、毎月の講座や診断テストなどはタブレットに配信されます。
また、デジタル配信とは別に、学習理解を助ける学年別の現物の付録や教材が届くので、タブレットでの学習だけではなく、現物の付録や教材を使い、楽しく学びたい場合にもおすすめです。
赤ペン先生の個別指導と参加型のオンラインライブ授業を毎月開催
チャレンジタッチでは、毎月の提出で赤ペン先生からの添削・個別指導を受けられます。課題はタブレットで提出可能(返却もタブレット経由)と手間いらず。
また、その場で質問ができるオンラインのライブ授業も毎月開催しており、自宅にいながら全国の進研ゼミ生と一緒に授業を受けられる点も大きなメリットです。
従来の通信教育の長所とタブレットならではの機能を活かした学習スタイルがチャンレジタッチの特徴と言えます。
学習難易度は標準。先取り&さかのぼり学習と副教材でプラスアルファ学習も
チャレンジタッチのカリキュラムは、スマイルゼミと同様、学校で使用している教科書に合わせた標準レベルの難易度に設定されています。
ただし、国語と算数は、小学1年生から6年生の範囲内でさかのぼり学習や先取り学習が可能。
また、メインレッスンとは別に配信される「実力アップレッスン」は、難易度を選択でき、教科書レベル以上の応用問題にチャレンジできます。
中学受験対策は有料オプション講座を用意
中学受験を視野に入れた学習をする場合は、有料オプション講座「考える力・プラス 中学受験講座 (4~6年生)」を提供しています。紙の教材と映像授業で中学受験に特化した応用問題を学んでいくスタイルで、演習ワークの回答内容は、赤ペン先生による添削指導も受けられます。
有料オプション講座はチャンジタッチを受講していない場合でも受講することが可能です。
進研ゼミはこんな子におすすめ!
- 教科書の内容を理解して授業についていけるようにしたい
- 提出した課題の添削&個別指導をしてほしい
- デジタル教材だけでなく現物の付録や教材も使って勉強したい
- 中学受験に対応したカリキュラムを受講したい
出典:進研ゼミ公式サイト
対象学年
対象学年 | 小学1年生~6年生 |
---|
月額料金(税込)※12か月一括払いの場合
標準クラス | |||||
---|---|---|---|---|---|
1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 |
円 | 円 | 円 | 円 ※考える力・プラス中学受験講座: 円 |
円 ※考える力・プラス中学受験講座: 円 |
円 ※考える力・プラス中学受験講座: 円 |
- 専用タブレット代:8,300円(6か月以上の受講継続で無料)
- チャレンジパッドサポートサービス:2,400円/年
進研ゼミ 比較ポイント
学習時間の目安 | 1教科1回10分~(学年、コース選択、オプション講座の有無により異なる) |
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おもな学習コース |
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資料請求・お試し | チャレンジパッドの操作をWEB上で体験可能。解説動画あり |
進研ゼミのメリット |
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スマイルゼミと進研ゼミはここが違う。特徴を把握して子供に合ったタブレット教材を選ぼう!
本特集では、スマイルゼミと進研ゼミの違いについて見てきました。
2つのタブレット学習を比較すると、スマイルゼミはタブレット1台で家庭学習が完結する点が大きな魅力です。学校の授業を理解するための標準カリキュラムに加え、「コアトレ」や「発展クラス」では先取り学習・応用問題にも取り組めるので、子供に合わせたレベルで難易度を設定可能。
ただし、中学受験を視野に入れる場合は、専用の講座がないため、塾への切り替え(もしくは塾との併用)を検討すると良いでしょう。
進研ゼミは、タブレット学習に加えて、付録や紙の副教材がもらえる点、添削などの個別指導を受けられる点が、スマイルゼミとの大きな違いです。学習難易度はスマイルゼミと同じく教科書に沿った標準レベルですが、こちらも無学年学習を用意しており、苦手分野のさかのぼり学習や、得意分野の先取り学習が可能。
料金もスマイルゼミと比較するとリーズナブルです。特に、6か月以上の受講でタブレット代金が無料となる点はおすすめ。中学受験の対策講座を用意している点も見逃せません。
どちらのタブレット学習も、スマイルゼミは実際のタブレットを2週間体験でき、進研ゼミはWEB上でタブレット操作を確認できます。
家庭での自主学習にタブレット学習が気になっている方は、これらの体験サービスや今回ご紹介した2つのタブレット学習の違いも参考に、お子さんに合ったタブレット学習を見つけましょう!
スマイルゼミと進研ゼミのタブレット学習を一覧表で比較
スマイルゼミ | 進研ゼミ チャレンジタッチ | |
---|---|---|
学べる教科 | 国語、算数、英語、理科、社会、プログラミング ※「理科」「社会」は3年生から ※全国学力診断テストあり(年3回) ※無学年学習「コアトレ」対応(国語、算数・数学) |
国語、算数、理科、社会、英語・プログラミング ※無学年学習/実力診断テストあり/1・2年生は国語と算数のみ |
月額料金(税込) ※12か月一括払いの場合 |
標準クラス:~円 発展クラス:~円 ※別途タブレット代10,978円(税込)(12か月以上の継続利用が前提) |
~円 ※専用タブレット代8,300円(6か月以上の継続受講で無料) |
使用するタブレット | 専用タブレット端末 | 専用タブレット端末(チャレンジパッド) |
教材の難易度 | 標準~やや難しい | 標準~やや難しい |
中学受験対策 |
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学習サポート |
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その他 | 約2週間の無料お試し期間あり ※万一講座に満足できなかった場合は全額返金保証 |
チャレンジタッチの操作をWEB上で体験可能。解説動画あり |