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中学生の先取り学習に対応したおすすめのタブレット教材を比較

テーマ別タブレット学習教材の紹介 Written By 毛利 優子

更新日:

「先取り学習」とは、学年ごとのカリキュラムで進める通常の学年制の学習とは異なり、学年に関係なく、各個人の学習レベルや進捗に合わせて学習に取り組む仕組みのことです。中学では、学習の難易度が一気に上がるため、特に英語・数学のような積み上げ式の教科で一度つまずいてしまうと、苦手意識を持ってしまうことが少なくありません。

先取り学習をうまく取り入れることができれば、得意科目を強化し、その分の残りの時間で、他の苦手科目の対策する時間を作ることも可能です。この柔軟性の高さも先取り学習が大きな注目を集めている理由の1つです。

中学生の先取り学習 活用3パターン

1.公立中学校での先取り学習

先取り学習を取り入れることで、苦手科目を勉強する時間を確保することができ、中間・期末試験や高校受験対策を有利に進めていくことが可能です。受験では、試験の点数だけでなく、内申点も大きく関わります。すでに先取り学習した範囲だからといって、学校の授業をおろそかにせず、積極的な学習姿勢を失わないことも大切です。

2.中高一貫校の場合

中間一貫校は、「6年間一貫した教育プログラムを受けられる」「ハイレベルな授業内容で大学の受験対策を学校で対応してもらえる」などのメリットがある一方で「小学校では勉強ができたのに入学したら下位のグループになってしまい、自信を喪失してしまった」「進学塾の決まったカリキュラムに沿った勉強方法に慣れていたため、自分で学習の計画が立てられない」などの問題にぶつかるケースも少なくありません。先取り学習の教材を家庭でうまく進めておくことで、学習進度の早い中高一貫校のカリキュラムにしっかりついていくことができるはずです

3.勉強と部活の両立

中学では、部活動を頑張りたいという中学生も多いはず。部活に注力するときに課題となるのが、勉強との両立です。早い段階で先取り学習を取り入れることで、学習進度に余裕を持たせることができます。部活と勉強を両立するには、通学時間やちょっとしたスキマ時間を有効活用する必要があるので、先取り学習を採用したタブレット教材などを活用するのもおすすめです。

タブレット教材と先取り学習の組み合わせの魅力とは?

タブレット教材には、紙での学習にはない様々なメリットがあります。

  • 塾や予備校よりも低価格で学ぶことができる
  • 通学の必要がない(親が送迎する必要がない)
  • 好きな場所・好きな時間に学ぶことができる
  • 自分に合ったペースで学習を進められる
  • 教材や付録などのスペースを取らない
  • 保護者も学習の進捗が確認できる

また「タブレット学習」と「先取り学習」を組み合わせることで、時間・場所を問わず、自分のレベルに合った学習環境を作ることができます

最近では、先取り学習に対応したタブレット教材も続々登場しており、教材の質も大きく進化しています。そこで、今回は先取り学習を採用しているおすすめのタブレット教材を厳選。学習範囲や料金、おすすめのポイントなどを比較しているので、是非チェックしてみてくださいね。

先取り学習におすすめのタブレット教材を比較

1. スマイルゼミ(中学生コース)

キャプチャ

出典:スマイルゼミ公式サイト

主要5教科+実技4教科の学習ができるタブレット教材。先取り学習に加え、さかのぼり学習も可能!

「日経優秀製品サービス賞」を受賞するなど、高い評価を獲得しているスマイルゼミの中学生向けタブレット教材。先取り学習・さかのぼり学習に対応しており、中学1年生から現学年までの全9教科を学年に関係なく自由に学習することができます。(※特進クラスは、中学1年生~現学年の一つ上の学年分までの範囲が学習可能)

スマイルゼミでは、国語、算数、理科、社会、英語の主要5教科に加えて、保健体育、美術、技術、音楽の実技4教科にも対応。実技科目の内申点対策ができる点も評価できます。

また、学習状況や理解度をデータ化し、現在取り組むべき講座を自動でおすすめしてくれるので、日々学習する内容に迷うことなく家庭学習に取り組めます。また、1講座約15分で構成されており、スキマ時間に効率よく学習を進められる点も要チェックです。

スマイルゼミは、得意な教科を先取りで学習したり、苦手な単元をさかのぼって学習したい中学生はもちろん、日々忙しく、効率よく勉強したいと考えている中学生におすすめのタブレット教材です。

先取り学習を採用しているタブレット教材比較(中学生)

学習範囲

中学1年生〜中学3年生

教科

国語、数学、英語、理科、社会、実技4教科

料金(税込)※年払いの場合

1年生 2年生 3年生
標準クラス 円/月 円/月 円/月
発展クラス 円/月 円/月 円/月
  • 別途、専用タブレット代:10,978円(税込)(12か月以上の継続利用が前提)
  • タブレットあんしんサポート:3,960円(税込)/年

評判のポイント

  • 主要5科目+実技4教科の9教科で月々 円(税込)~
  • 定期テスト対策、暗記カード、英語プレミアムなど充実したコンテンツ
  • 追加料金なしで、学年・学期をまたいだ学習が可能
  • 全額返金保証付き
  • 中学1年生から現学年までの全範囲の教材を学習可能。先取り学習もできる

スマイルゼミ(中学生コース)公式サイトへ行く

2. すらら

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出典:すらら公式サイト

学習継続率89.1%!現役塾講師が一人ひとりにあった学習をサポート

「2012年日本eラーニング大賞 文部科学大臣賞」を獲得するなど、第三者機関から高い評価を獲得しており、継続率89.1%と利用者からの評判も良い中学生向け先取りタブレット教材

学年に関係なく、一人ひとりの学習レベルに応じて学ぶことができる「無学年方式」を採用しており、公立中学の先取り学習や進度の早いハイレベルな中高一貫校の授業に対応。学年を戻って苦手科目を対策することもできる。対象の科目は、国語・算数・英語・理科・社会の5教科となっており、【学習の目標設定→対話型レクチャー動画→ドリル問題→テスト】のサイクルで、自分のペースに合わせて先取り学習に取り組める。

すららの最大の特徴は、デジタル教材でありながら、現役の塾講師である「すららコーチ」によるマンツーマンのサポートを受けられる点。子ども一人ひとりの特性を理解し、学習計画を立て、勉強の相談や保護者へのアドバイスまで手厚くサポートしている。

また、すららでは学習総合時間を競うイベント「すららカップ」を毎年開催。先取り学習に取り組む中学生が頑張った分だけ表彰されるので、モチベーションを高めることができる。タブレット学習ながら、現役の塾講師のサポート付帯で、5教科が月額1万円と割安な料金を実現。先取り学習を検討している中学生のパパママであれば、必ずチェックしておきたいタブレット教材と言える。さらに、いまなら通常10,800円かかる入会金が無料となるキャンペーンを実施しているので、一度試してみると良いだろう

先取り学習を採用しているタブレット教材比較(中学生)

学習範囲

小学1年生〜高校3年生

教科

国語、算数・数学、英語、理科、社会

料金(税込)※毎月払いの場合

小中・中高 小学
5教科コース 3教科コース 4教科コース
入学金 7,700円 11,000円
受講料 円/月 円/月 円/月

評判のポイント

  • 主要5教科について先取り学習が可能
  • 継続しやすいリーズナブルな料金体系
  • 現役塾講師「すららコーチ」による遠隔フォローサポートあり
  • 保護者用管理画面で学習の見える化
  • 学習総合時間を競うイベント「すららカップ」でモチベーションアップ

すらら公式サイトへ行く

3. スタディサプリ

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出典:スタディサプリ公式サイト

自宅のタブレット・PCで学年にとらわれない最高の学び体験を

リクルートが運営する授業動画とオリジナルドリルで学ぶタブレット教材。スタディサプリの最大の魅力は、中学基礎レベルから応用レベルまで1,000以上の授業をはじめ、大手予備校一流講師の授業を受講できる点。

また追加料金なしで小学4年~高校3年生までの全科目の授業を取り組める。得意科目は先取り学習にどんどん取り組み、苦手な科目はわかる単元まで逆戻り学習をするなど、柔軟な学習計画を立てることができる点もスタディサプリの大きな魅力

さらに個別指導コースでは、勉強スケジュール、理解度チェックテスト、担当コーチ、科目サポーターが付帯している。一人で学習を進めるのが不安という方にもおすすめできる先取り学習に対応したタブレット教材の1つ

先取り学習を採用しているタブレット教材比較(中学生)

学習範囲

小学1年生〜高校3年生

教科

国語、算数・数学、英語、理科、社会

料金(税込)※毎月払いの場合

毎月払い 12か月一括払い
月あたり 総額
ベーシックコース 円/月 円/月
個別指導コース 円/月 - -

評判のポイント

  • 家計に嬉しい月額 円(税込)
  • 一流の予備校・塾の授業が4万本受けられる
  • 追加料金なしで、学年・学期をまたいだ学習が可能
  • 専用機材の用意が必要ないので、すぐ学習をスタートできる

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4. Z会 Asteria

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出典:Z会 Asteria公式サイト

個別強化AIプログラムと人による指導を組み合わせたハイブリット英語学習!

Asteriaは、英語に特化した無学年型のタブレット教材。Asterliaの最大の特徴はタブレット教材による個別強化AIプログラムと人による指導を組み合わせている点。
学習スタート地点の設定、映像授業・添削問題、個別教科AIプログラム、オンラインレッスンというサイクルで、Writing、Listening、Reading、Speakingの4技能を徹底的に鍛える仕組みになっている。

実際にAsteria受講生の約60%がたった5カ月で、1学年以上先の学習に取り組んでおり、中学1年生の受講生の半数以上が、5カ月後には中2以上相当の学習に進んでいる。また、中学1年生の33%、中学2年生の42%、中学3年生の75%が、英検準2級(高校中級程度)以上を取得するなど、英検に強い点もチェックしておきたい。

英語の先取り学習を検討している中学生であれば、必ずチェックしておきたいタブレット教材の一つ

先取り学習を採用しているタブレット教材比較(中学生)

学習範囲

中学生~社会人レベル(英検5級~準1級レベル)

教科

英語

料金(税込)※年払いの場合

毎月払い 12カ月一括払い
月あたり 総額
円/月 円/月

評判のポイント

  • 受講生の約60%が5カ月間で、1学年以上の先取り学習を実践
  • AIが一人一人の学習データを分析し、最適なレッスンを配信。
  • 中学3年生の75%が英検準2級以上を取得
  • 丁寧な添削指導
  • 外国人講師とのSpeakingオンラインレッスン

Z会 Asteria公式サイトへ行く

先取り学習対応のタブレット教材で中学の学習を効率的に

中学生の先取り学習を採用しているタブレット教材を比較した本特集はいかがでしたでしょうか?

先取り学習対応のタブレット教材は、いつでも学年を超えた学習ができるので、得意科目は先取りして学習に取り組み、苦手科目がある場合は学年を遡って学習できるというメリットがあります。

また病気や不登校など何かしらの理由で学校へ行くことができない子供でも、自分のペースで得意科目を伸ばすことも可能です。

学習への取り組み方は、学年に関係なく、得意なものを伸ばせる環境があって良いはずです。子どもの自主性をはぐくみ、長所を伸ばす学習方法の一つとして、先取り学習を採用したタブレット教材をまずは一度試してみてはいかがでしょう。

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