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幼児向けタブレット教材、こどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」の口コミ・評判は?カリキュラムや料金、スマイルゼミとの比較もチェック!

Written: 長尾尚子

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幼児向けのタブレット教材に、こどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」が新登場!利用者の口コミや評判は?

2022年3月、進研ゼミの幼児向け通信教育「こどもちゃれんじ」に、年長さんを対象としたタブレット教材「じゃんぷタッチ」が登場しました。
紙の教材である従来の「こどもちゃれんじ」と比較すると、専用のタブレット(チャレンジパッド ネクスト)に講座が配信され、問題文の読み上げや自動丸つけなど子供が一人で取り組める機能が充実している点が特長です

来年度はいよいよ小学生になる年長さんにとって、小学校で役立つ学びの基礎を身につけられるのは大きなメリット。また、「入学までに少しでも勉強の習慣を身につけてほしい」と感じている保護者の方にも、子供が自分で取り組めるじゃんぷタッチは心強い存在でしょう。

そこで今回は、働くママ編集部が「じゃんぷタッチ」の受講システムやカリキュラム、料金等を徹底調査。実際にじゃんぷタッチを利用している方の声(口コミや評判)もあわせて紹介します。
幼児向けのタブレット教材として知名度が高い「スマイルゼミ」との比較も行っているので、2つのサービスの違いが知りたい方もぜひチェックしてみてください。

こどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」

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2022年3月31日からスタートした進研ゼミの年長向けタブレット教材。オリジナルのタブレット端末「チャレンジパッド ネクスト」に毎月レッスンが配信され、1日3レッスン(15分程度)をこなすことで、ひらがなやカタカナ、数・図形といった小学校入学後に役立つ12のテーマについて学ぶことができる。基本レッスン26レッスンに加え、プラスレッスン20レッスンも追加費用なしで受講可能。

専用タブレット代(税込9,900円)は、6か月の継続受講で無料となる。あらかじめ設定した時間になると子供に学習の声かけをするアラーム機能や、30分間以上継続できないようにするやりすぎ防止機能、外部サイトに接続できないインターネット制限機能など、小さな子供が安心して利用できるよう設計されている点も特長。

対象学年・教科

カリキュラム ひらがな、カタカナ、数・図形、とけい、考える力、プログラミング、自然科学、社会性、ルール・マナー、アート、音楽、英語
対象 年長
受講費用 月額2,980~3,680円(税込)

こどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」公式サイトへ行く

じゃんぷタッチの特長・カリキュラム・受講料金は?

まずはじゃんぷタッチのカリキュラムや受講システム、受講費用について見ていきましょう。

じゃんぷタッチの特長・カリキュラム・受講料金は?タブレット1台で小学校の学習の基礎となる12テーマを勉強できる

12テーマ・画像
※出典:じゃんぷタッチ公式サイト

じゃんぷタッチで学べるカリキュラムは全部で12テーマ。ひらがなや数字はもちろん、時計の読み方、英語の発音やアルファベット、プログラミングの基礎など小学校の学習の前段階となる項目をまんべんなく学ぶことができます。
集団生活に備えた社会性やルール・マナーも小学校生活をスムーズにスタートする上で役立つでしょう。

じゃんぷタッチの特長・カリキュラム・受講料金は?子供が一人で勉強できる学習システム

子供が一人で勉強できる学習システム・画像

じゃんぷタッチの大きなメリットの1つが、子供が一人で勉強する上で役に立つさまざまな機能を備えている点です。あらかじめ設定した時間になると、進研ゼミのキャラクターであるしまじろうが「タッチの時間だよ!」と子供に勉強の声かけをしてくれます。

レッスンは1回5分程度。1日3つのレッスンをこなし、合計15分間と無理のない範囲で勉強を続けることができます。

レッスンの内容は、基本レッスンが月26レッスン。加えて、より多くのカリキュラムをこなせる子供のための「プラスレッスン(追加費用不要)」も月20レッスンが用意されています。

基本レッスン毎月約26レッスン+プラスレッスン毎月約20レッスン 追加受講費0円・画像
※出典:じゃんぷタッチ公式サイト

子供の学習時間や得意・不得意に合わせてレッスンの量やレベルをコントロールできるため、追加の教材等がいらず、タブレット1台で完結する点がメリットです。
また、ひらがなのトメ・ハネ・ハライなどを、どの程度厳密にチェックするかといった「字形判定」の難易度も、それぞれの子に合わせて調整可能です。

じゃんぷタッチの特長・カリキュラム・受講料金は?安心して利用できる機能が豊富なタブレット

じゃんぷタッチで使用するタブレットは、進研ゼミが独自に開発した「チャレンジパッド ネクスト」です。

チャレンジパッドネクスト・イメージ画像
※出典:じゃんぷタッチ公式サイト

子供が液晶画面に手をついて書くことができるため、紙の教材と同じ要領で字の書き方を覚えられます。ブルーライトの調節機能や外部サイトにつながらないインターネットの制限機能も小さな子供が使うタブレットとして安心できるでしょう。

やりすぎ防止アラーム機能・イメージ画像
※出典:じゃんぷタッチ公式サイト

また、やりすぎを防ぐための30分アラーム機能も備えており、時間が来ると子供がそれ以上タブレットを操作できないようになります。

じゃんぷタッチの特長・カリキュラム・受講料金は?じゃんぷタッチの受講料金は?

子供の習い事をはじめる際に気になるのは、やはり受講料金でしょう。じゃんぷタッチは月々の費用が3,680円(税込)。12か月分一括払いの場合は35,760円(税込)で月あたりの換算では2,980円となります。

タブレットは、通常9,900円(税込)の機器代が、じゃんぷタッチを6か月継続受講することで0円になります

月額費用 2,980円(税込) ~3,680円(税込)
  • 年払いの場合。35,760円(税込)
タブレット代 無料 ※1 ~9,900円(税込)※2
  • 6か月以上受講
  • 6か月未満で退会もしくは学習スタイル変更の場合

「じゃんぷタッチ」紹介動画

SNSで「じゃんぷタッチ」の口コミ・評判をチェック!良いところ、イマイチなところは?

親子の画像

次に、実際にじゃんぷタッチを利用しているご家庭の声を、SNSを利用して調査しました。じゃんぷタッチの良いところ・イマイチなところ、それぞれの評判を見てみましょう。

SNSで調べてみた!じゃんぷタッチの良い口コミ・評判

子供が自主的に取り組める
子供が手書きのメッセージをくれる

利用者の声として目立ったのは、「小さな子供でも一人で取り組めるような工夫が盛り込まれている」というものでした。
しまじろうからの声かけや、音声&アニメーションによる解説があるため、保護者がつきっきりにならなくても子供が自発的にタブレット学習に取り組めている様子がわかります。
紙の教材と比較すると、家の中にテキストや付録が溜まらないのもタブレット教材のメリットでしょう。

\ 動画で解説(約1分) /

また、保護者とのコミュニケーション機能について言及する声も多く聞かれました。
レッスンが終了すると、子供は登録してある保護者のメールアドレスに手書きメッセージを送ることができます。もちろん保護者からメールに返信することも可能。

タブレット学習ならではのオンラインでのコミュニケーションが取れるため、仕事先や外出先でも保護者が子供のメッセージをチェックでき、夫婦で共有できるのも嬉しいポイントです。

SNSで調べてみた!じゃんぷタッチの悪い口コミ・評判

レッスンがすぐに終わってしまう
問題を読み直してくれない
しまじろうクラブアプリがチャレンジパッドで使えない

じゃんぷタッチのイマイチな点として多く声が挙がったのは、「レッスンがすぐに終わってしまう」というものでした。

じゃんぷタッチには、1か月あたり最大で46レッスン(約170問)の問題量が用意されています。しかし、毎日の学習習慣がついている子供の場合、月末前にカリキュラムが終わってしまうというケースもあるようです。

タブレット教材のみでは物足りないときは、年3回配布される紙のワークテキストや、追加受講費用不要で動画視聴やデジタルワークに取り組める「しまじろうクラブアプリ」を活用してみるのもおすすめ。また、じゃんぷタッチのレッスンは何度でも繰り返し受講できるため、一度取り組んだレッスンを復習してみても良いでしょう。

▼年3回配布される紙のワークテキスト

紙のワーク・イメージ画像
※出典:じゃんぷタッチ公式サイト

その他にもSNS上では、問題文の読み上げが1度きりで読み直しができない点や、じゃんぷタッチの専用タブレット「チャレンジパッド ネクスト」で、しまじろうクラブアプリを利用できない点に引っかかる、という声も聞かれました。

これらの問題については、現在は、「レッスンを最初からやり直す」「保護者のスマートフォンやタブレットでしまじろうクラブアプリを利用する」といった解決策しかないため、今後のサービス改善に期待したいところです。

幼児向けタブレット教材を比較!「じゃんぷタッチ」と「すまいるぜみ」の違いは?

幼児用のタブレット教材としてよく知られているものの1つが、ジャストシステムが提供する「スマイルゼミ(幼児向け講座のサービス名は「すまいるぜみ」)」です。
子供のタブレット学習を検討中の保護者の方の中には、両者の違いが気になっている方も多いのではないでしょうか。

じゃんぷタッチとスマイルゼミは、カリキュラムや受講費用、タブレットの料金面や機能面などでさまざまな違いがあります。

じゃんぷタッチは紙教材への切り替えが可能

もっとも大きな違いは、タブレット教材のみのスマイルゼミと比較してじゃんぷタッチでは紙教材(じゃんぷ)への切り替えが可能となっている点。音や映像を使ったタブレット学習が子供に合わないと感じる場合は、いつでも「じゃんぷ」に変更することができます。

▼「じゃんぷ」総合コース 教材例
※画像は<じゃんぷ>4月開講号

じゃんぷ「総合コース」・教材イメージ画像
※出典:じゃんぷ公式サイト

また、じゃんぷタッチを選択している場合でも年に3回、紙テキストとエディトイが送られてくるため、タブレットで学習しながら紙に書く訓練を積める点もじゃんぷタッチの特長と言えます。
なお、受講費用やタブレットの代金は、じゃんぷタッチのほうがややリーズナブルです。

じゃんぷタッチとすまいるぜみの受講費を比較

受講費(税込) じゃんぷタッチ すまいるぜみ
毎月払い 3,680円 3,960円
12ヶ月分一括払い 35,760円
(月あたり2,980円)
39,886円
(月あたり3,323円)

じゃんぷタッチ公式サイトへ行く

無学年学習をさせたいならすまいるぜみ

一方のスマイルゼミは、通常のカリキュラムに加えて、2022年4月から「無学年学習(コアトレ)」がスタートした点が大きな特長です。無学年学習とは、学年の区切りをなくし、子供が自分の理解度に合わせて幼児から中学生レベルまでのカリキュラムに自由に取り組める学習スタイルを指します。

子供の得意・不得意の差が激しい場合や、カリキュラムをこなすスピードが早く、積極的に先取り学習をしたい場合に特におすすめです

すまいるぜみ公式サイトへ行く

じゃんぷタッチとすまいるぜみを比較

じゃんぷタッチ すまいるぜみ
全12種類 カリキュラム 全10種類
毎月20〜25レッスン レッスン数 毎月26~46レッスン
毎月払い:3,680円
12ヶ月分一括払い:35,760円(月あたり2,980円)
受講費(税込) 毎月払い:3,960円
12ヶ月分一括払い:39,886円(月あたり3,323円)
無料
※6か月未満で退会もしくは学習スタイル変更の場合は+9,900円
タブレット代(税込) 10,978円
※6か月以上、12か月未満で退会の場合は+7,678円、6か月未満で退会の場合は+32,802円
問題の読み上げ・自動丸つけ機能
開始のお知らせ(アラーム)機能
やりすぎ防止機能

タブレット上で6段階の調整が可能
ブルーライトカット
公式オンラインショップでブルーライトカットフィルムを販売
手をついて書ける
字形判定の難易度変更

紙の教材<じゃんぷ>にいつでも切り替え可能
紙の教材
無学年学習
中学3年生までの先取り学習が可能(追加費用不要)

じゃんぷタッチがおすすめできるケースとは?

じゃんぷタッチ・イメージ画像

  • できるだけリーズナブルなタブレット教材を選びたい
  • 子供に一人で勉強する習慣を身につけてほしい
  • 紙の教材と併用したい
  • 先取り学習よりも小学校生活に必要な基礎知識をしっかり学ばせたい
  • しまじろうのキャラクターに愛着がある

今回、こどもちゃれんじから新たにリリースされた「じゃんぷタッチ」は、受講システムやタブレットの機能面において他の幼児教材にはない独自のメリットがあります。紙の教材と併用できる点や、タブレットの声かけ機能・ブルーライトカット機能は、タブレット教材を初めて利用するご家庭にとって安心できるポイントでしょう。

また、カリキュラムは年長さんが小学校生活の準備をスムーズに進められるよう、基礎的な内容がメインとなっています。まずはひらがなや数字などの基本的な知識を身につけ、小学校に入っても困らないようにしてあげたいという場合は、じゃんぷタッチのレッスンをコツコツとこなすことで自然と知識の積み上げができるはず。しまじろうの親しみやすいキャラクターも子供が率先してタブレットに取り組むきっかけとして役に立つでしょう。

小学生の家庭学習として人気が高いタブレット学習を年長さんのうちから体験させてあげたいと考えている保護者の方は、今回新たに登場した「じゃんぷタッチ」を比較の候補に加えてみてはいかがでしょう。

こどもちゃれんじ「じゃんぷタッチ」

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2022年3月31日からスタートした進研ゼミの年長向けタブレット教材。オリジナルのタブレット端末「チャレンジパッド ネクスト」に毎月レッスンが配信され、1日3レッスン(15分程度)をこなすことで、ひらがなやカタカナ、数・図形といった小学校入学後に役立つ12のテーマについて学ぶことができる。基本レッスン26レッスンに加え、プラスレッスン20レッスンも追加費用なしで受講可能。

専用タブレット代(税込9,900円)は、6か月の継続受講で無料となる。あらかじめ設定した時間になると子供に学習の声かけをするアラーム機能や、30分間以上継続できないようにするやりすぎ防止機能、外部サイトに接続できないインターネット制限機能など、小さな子供が安心して利用できるよう設計されている点も特長。

対象学年・教科

カリキュラム ひらがな、カタカナ、数・図形、とけい、考える力、プログラミング、自然科学、社会性、ルール・マナー、アート、音楽、英語
対象 年長
受講費用 月額2,980~3,680円(税込)

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