未婚のひとり親、「寡婦(夫)控除」適用の動きへ

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Written By 働くママ編集部

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ニュース第25回・画像

未婚のひとり親に対する「婦(夫)控除」適用の動きが広がっています。

寡夫控除とは、配偶者との死別や離別後、再婚をしていない方が受けられる税法上の優遇措置。そのため、婚姻歴のないひとり親家庭の場合、生活実態が変わらないにもかかわらず、制度を利用することができないため、婚姻歴の有無によって経済的負担の格差が生じることが問題となってきました。

兵庫県尼崎市の稲村和美市長は「国の制度としてやるべき問題だが、市としていち早く取り組むことにした」と発言。7月から、未婚のひとり親に対する寡婦(夫)控除を「みなし適用」する方針を固めました。対象となる適用事業は子育て、健康・福祉、住宅の4分野で32事業にのぼります。

横浜市でも、4月から未婚で20歳未満の子どもを育てる一人親家庭への「寡婦(夫)控除みなし適用」を開始。2015年度新規事業予算で1,900万円を計上しており、対象事業は40事業で全国でもトップクラスの支援内容となっています。

川崎市での痛ましい事件後、ひとり親世帯への支援を求める声が高まっています。親が子どもに対していくら愛情を持っていても、経済的な安定がない中では、仕事の時間は長時間化し、子どもと過ごす時間を確保することが難しくなってしまいます。

どのような家庭状況であっても、子どもの安心が守られる社会になることを強く望みます。

参考記事
【川崎中1殺害】ひとり親家庭への支援求める声「愛だけでは守れない」(HUFFPOST)
寡婦控除みなし適用、横浜市が4月から実施(カナロコ 神奈川新聞) 【配信終了】