子供を守る方法~犯罪防止・地震対策編~
子供を守る方法を考えよう ~犯罪防止・地震対策~
保育園までは親の送迎が必要でしたが、小学生になると、登下校は一人に。送迎の負担がなくなる一方で、「一人で歩いているときに事件や犯罪に巻き込まれないか」「子どもが留守番しているときに地震がきたら・・・」といった不安は尽きません。今回は犯罪や地震から子供を守るために日頃からできる対策を紹介します。
子供を守る方法 ~犯罪防止~
小学生が誘拐やわいせつ、恐喝などの犯罪の被害に合う最も多い時間帯は、下校時間にあたる午後2時~6時。防犯ブザーを持たせる学校は多いですが、いざ危険な目に遭遇すると恐怖で使えなかったというケースが多いようです。犯罪が起こるさまざまなシチュエーションを想定したルールづくりや防犯アイテムの携帯を検討しましょう。
ルールづくり
- 知らない人に勝手についていかない
- 知らない人からもらった食べ物や飲み物を飲まない
- エレベーターに乗る時や留守中の家に帰るときは、周辺に不審者がいないか確認する
- 車から声をかけられたときは車との距離を取って話す
キッズ携帯・GPS
「いつもより帰りが遅い・・・」そんなときに携帯で本人と直接連絡を取れると安心です。キッズ携帯であれば、登録した人限定で通話・メールができるため、親の知らない人と勝手に連絡を取り合うというような心配もありません。学校の規則で携帯を持っていくことができない場合は、居場所がわかるGPSを持たせる方法も。携帯電話やGPSは、いざというときに電源が切れていたので使えなかったという事がないよう、購入後も注意が必要です。
子供を守る方法 ~地震対策~
東日本大震災の際、会社から保育園や小学校まで歩いてお迎えに行ったママも多いのではないでしょうか。政府の地震調査研究推進本部発表の「全国地震動予測地図」2016年版 によると、今後30年以内に震度6弱以上の地震に襲われる確率が最も高かったのは千葉市で85%。続いて、横浜市、水戸市が81%、高知市が73%。東京都庁付近47%とされています。子供の登下校時や子供だけで留守番している際に地震が起こる可能性も。緊急時の連絡方法、避難場所の確認や家具の転倒防止など、いざ地震がきたときに備えてできることをチェックしましょう。
連絡方法
災害用伝言ダイヤル
【録音する場合】171+1+固定電話の番号を入力
【再生する場合】171+2+固定電話の番号を入力
※自宅に固定電話がない場合は、各携帯会社が用意している携帯電話から安否情報を登録・確認できるサービスを利用しましょう。
インターネット電話・SNSの活用
東日本大震災の際、携帯電話がつながらなかった人でもSkypeやFacebook、twitterであれば連絡がついたという人がたくさんいました。これらのソーシャルネットワークのアカウント情報を家族間で交換しておき、すぐにやり取りできるようにしておきましょう。
保育園、学校のメール配信サービス
最近では、緊急時の連絡をメール配信にしている保育園・学校が増えています。忘れずに登録しておきましょう。
避難場所の確認
保育園や学校で定められている一時避難場所、二次避難場所を覚えていますか。登下校時や留守番している際など、子どもがひとりのときに地震が起きた場合の避難場所も決めておくと安心です。
家具転倒防止
阪神大震災で最も多かった死因は「圧死」でした。大きな家具には転倒防止アイテムを設置しておくことで被害を抑えることができます。
サンワサプライ 透明両面粘着ゴム
目立ちにくい透明の耐震ゴム。テレビやデスクトップPCなど、家電や家具に貼り付けるだけでOK。汚れてしまった場合は、水で洗えば繰り返し使用可能。大・中・小のサイズから選ぶことができる。
もしも地震で家を失ったら・・・・
地震で家を失ってしまった場合、倒壊した家屋のローン返済をしながら、新しい住まいの住居費用を二重で支払わなければいけなくなるといった最悪の事態も起こり得ます。もちろん、新たに家電や家具等、必要なものも揃えなければいけません。このような地震による住まいや生活要家財の被害に備えるための保険が「地震保険」です。地震保険は基本的に単独では加入できず、火災保険とセットで契約します。補償額は火災保険の補償金額の30%〜50%で任意で設定する仕組みで、建物5,000万円、家財1,000万円が限度。現時点で地震保険に加入しているか、持ち家・賃貸など現在の住まいの状況に応じて最適な地震保険をチェックしましょう。
人気の地震保険
SBI少額短期保険 地震補償保険リスタ
付加保険としておすすめ
少額短期保険として許可を取っており、地震保険単体で申込ができる唯一の保険。
補償内容 | 地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災・損壊・埋没・流失によって、建物が損害を受けた場合 |
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補償額 | 最大900万円 |
セゾン自動車火災保険 じぶんで選べる火災保険+地震保険
戸建てやマンションの持ち家の方におすすめ
火災保険の補償内容を自由にカスタマイズすることで保険料を抑えることができる点が最大の魅力。
補償内容 | 倒壊、火災、地崩れ・土砂災害、津波・流出、地盤沈下など |
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補償額 | 火災保険の保険金額の50%を上限 |
ジェイアイ傷害火災 くらし安心総合保険
賃貸の方におすすめ
賃貸専用の家財総合保険。家財はもちろんのこと、借家人賠償、賃貸物件の修理費用についても補償を受けることができる。
補償内容 | 地震・噴火・津波を原因とする火災(およびその延焼、拡大損害)・損壊・埋没・流失によって家財が損害を受けた場合 |
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補償額 | 火災保険の保険金額の50%を上限 |
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