お得に利用できるおすすめの電子マネーをわかりやすく比較！

PayPay（ペイペイ）はこんな人におすすめ

• 電子マネーを活用し、お得にポイントを貯めたい人
• 家族や友人への残高の送金に対応している電子マネーを利用したい人

電子マネーを比較

発行体	PayPay
形式	プリペイド型
ポイント	PayPayポイント 1ポイント＝1円相当 基本のポイント還元率：0.5～1.0％ 毎月の利用状況と支払い方法に応じて最大2.0％ポイント還元
ポイント有効期限	なし LINEヤフーグループが提供する一部サービスで獲得するポイントには有効期限あり
電子マネーを使えるコンビニ	セブンイレブンファミリーマートローソン

• PayPayの利用対象店舗はこちらからご確認ください。

PayPay（ペイペイ）は登録ユーザー数が7,000万人を突破した（※2025年7月時点）電子マネー。コンビニやドラッグストア、飲食店、インターネットサービス、公共料金など、さまざまな場面での支払いに対応しており、数ある電子マネーのなかでも高い人気を誇っている。

PayPay（ペイペイ）の特徴は、ポイント還元率が高く、お得にポイントを貯められる点。基本のポイント還元率は0.5～1.0％となっているが、「前月に、①200円以上の支払い30回＋②支払い金額合計10万円以上」「PayPayカード ゴールドのクレジット利用設定」の条件をクリアすると、ポイント還元率が最大2％までアップする。所定の条件を満たす必要はあるが、他の電子マネーと比較して高いポイント還元率を実現しており、上手く活用することでお得にポイントを貯められる点は、PayPayを利用する大きなメリットといえるだろう。

さらに、貯めたポイントを「1ポイント＝1円相当」で使用できるほか、ポイントに有効期限がない点もチェックしておきたい（※一部のポイントを除く）。

またPayPayでは、家族や友人への残高の送金にも対応しており、たとえば、子どもへのおこづかいや、友人との食事会の精算などに利用することが可能。なお、1円単位で金額を設定できることに加え、何度利用しても手数料は無料となっている。買い物以外でも便利に利用できるサービスがあるのも嬉しいポイント。

不正利用の防止や全額保証など、安心・安全に利用できる仕組みもしっかりしているので、電子マネーの利用を検討する際、PayPayはまず候補に入れておきたい。

楽天Edyはこんな人におすすめ

• 楽天グループのサービスをよく利用する人
• 楽天カードを持っている人

楽天Edy(エディ)サービス&特徴

発行体	楽天Edy
電子マネーの形式	プリペイド型
ポイント	楽天ポイント 1ポイント＝1円 基本のポイント還元率：200円（税込）ごとに1ポイント付与
ポイント有効期限	通常ポイント 最後にポイントを獲得した月を含めて1年間（※この期間内に新たにポイントを獲得すれば、有効期限は延長） 期間限定ポイント 設定の有効期限まで
電子マネーを使えるコンビニ	セブンイレブンファミリーマートローソン

• 楽天Edyの利用対象店舗はこちらからご確認ください。

楽天Edy（エディ）は、楽天グループの電子マネー。コンビニやスーパー、ドラッグストア、飲食店、ネットショップなど、全国152万か所の加盟店（※2025年2月時点）にて利用できる。
楽天Edyでは、電子マネーでの支払い200円（税込）につき楽天ポイントを1ポイント付与。

加えて、クレジットカード「楽天カード（※Edy機能付き）」と組み合わせ、「Edyオートチャージ」を利用すれば、オートチャージ200円につき楽天ポイント1ポイントを貯められる。楽天カードとセットで利用することで、お得にポイントを貯められるのは大きな魅力。

貯めたポイントは「1ポイント＝1円相当」で利用可能。ポイントの有効期限（※通常ポイントの場合）は、最後にポイントを獲得した月を含めて1年間となっているが、この期間内に新たにポイントを獲得すれば有効期限は延長される。定期的に楽天Edyを利用して買い物をすることで、ポイントを無駄にしない仕組みがある点もチェックしておきたい。

また楽天Edyは、ソニーの非接触IC技術「FeliCa」を利用しており、FeliCaの認証技術に加え、楽天Edy独自のセキュリティも備えている。セキュリティがしっかりしており、安心・安全に利用できるのも嬉しいポイントといえるだろう。

さらに楽天Edyの利用には年齢制限がなく、子ども名義で登録し、親がアプリやカードなどにチャージすることで子どもが電子マネーで買い物をする、といった使い方もできる。なお、電子マネーの残高や利用状況はアプリから把握することが可能。
楽天Edyは楽天グループのサービスをよく利用する人や、すでに楽天カードを持っている人におすすめ。

Suicaはこんな人におすすめ

• JRを利用して通勤・通学している人
• アトレ、ルミネといった駅ビルで買い物をすることが多い人

電子マネーSuica（スイカ）の特徴

発行体	JR東日本
電子マネーの形式	プリペイド型
ポイント	JRE POINT 1ポイント＝1円相当 基本のポイント還元率：100円（税込）ごとに1ポイント付与／200円（税込）ごとに1ポイント付与（※店舗によって異なる）
ポイント有効期限	最後にポイント獲得・利用した日から2年後の月末まで ※有効期限は残高が変動するたびに自動延長
電子マネーを使えるコンビニ	セブンイレブンファミリーマートローソン

• Suicaの利用対象店舗はこちらからご確認ください。

Suica（スイカ）はJR東日本が発行する交通系電子マネー。「PASMO」や「Kitaca」「ICOCA」など交通系電子マネーのマークがある店舗であれば、首都圏に限らず全国各地で利用できる。

Suicaでは、JRE POINT WEBサイトにてSuicaを登録すると、電子マネーでの支払い100円（税込）または200円（税込）につき（※店舗によって異なる）JRE POINT1ポイントを付与。さらにポイントは、JR東日本の鉄道への乗車（※カードタイプのSuicaは200円で1ポイント、モバイルSuicaは50円で1ポイント付与）や定期券購入等でも貯まる。特に定期券は高額になるケースが多いため、定期券の購入でポイントが貯まるのは大きな魅力といえるだろう。

なおSuicaは、「ビューカード」シリーズのクレジットカードを組み合わせて利用することでポイント還元率がアップ。たとえば、モバイルSuicaグリーン券やモバイルSuica定期券をビューカード決済すると、鉄道利用で貯まるポイントに加えて「VIEWプラス」としてさらにポイントが貯まり、ポイント還元率は、モバイルSuicaグリーン券が最大10％、モバイルSuica定期券が最大6％になる。電子マネーにSuicaを利用する際は、「ビューカード」シリーズのクレジットカードとセットで利用するのがおすすめ。

また、貯めたJRE POINTは「1ポイント＝1円相当」で買い物に利用できるほか、電子マネー「Suica」へのチャージや、JRE POINT用Suicaグリーン券への交換、新幹線座席のアップグレード等にも使える。

Suicaは、通勤・通学にJRを利用している人や、アトレ、ルミネといったJR東日本グループの駅ビルで買い物をすることが多い人におすすめの電子マネーといえるだろう。

WAONはこんな人におすすめ

• イオン系列のスーパーで買い物をすることが多い人
• 食材や日用品などをお得に買いたい人

WAON（ワオン）の特徴

発行体	イオンフィナンシャルサービス
電子マネーの形式	プリペイド型
ポイント	WAONポイント（電子マネーWAONポイント） 1ポイント＝1円相当 基本のポイント還元率：200円（税込）ごとに1ポイント付与 ※WAON POINT加盟店以外の電子マネーWAON加盟店で電子マネーWAONでの決済を利用した場合。WAON POINT加盟店にて電子マネーWAONで決済を利用した場合、「WAON POINT」（≠WAONポイント）が付与される。
ポイント有効期限	1年間のポイント加算期間を含む最大2年間 有効期限を過ぎたWAONポイントは失効
電子マネーを使えるコンビニ	ファミリーマートローソン

• WAONの利用対象店舗はこちらからご確認ください。

WAON（ワオン）はイオンフィナンシャルサービスが発行する流通系電子マネー。コンビニやドラッグストア、飲食店、レジャー施設、イオングループのスーパーやショッピングセンターなど、全国155万か所以上で利用できる（※2025年8月時点）。

WAONでは「WAON POINT加盟店以外の電子マネーWAON加盟店」での支払いに利用すると、200円（税込）ごとにWAONポイント（電子マネーWAONポイント）1ポイントを付与（※）。「電子マネーWAON会員」に会員登録（所有者情報登録）すれば、イオングループ対象店舗での買い物に電子マネーを利用することで基本ポイントが2倍になり、200円（税込）ごとに2ポイントが付与される。さらに、イオン銀行の利用や公共料金の支払いなどでポイントを貯めることも可能。クレジットカード「イオンカードセレクト」と組み合わせ、電子マネーWAONのオートチャージを利用することで、決済分とオートチャージ分の両方のWAONポイントを貯められる点もチェックしておきたい。

なお、貯めたポイントの有効期限は、1年間のポイント加算期間を含む最大2年間。
貯めたポイントは「1ポイント＝1円分」の電子マネーWAONとして買い物に利用できる。イオンのトータルアプリ「iAEON（アイイオン）」を利用することで、複数枚のカード利用で貯まったWAON POINTをまとめられ、電子マネーWAONとしてチャージできるのも嬉しいポイントといえるだろう。
WAONはイオン系列のスーパーで買い物をすることが多い人におすすめの電子マネー。

• 「WAON POINT加盟店」にて電子マネーWAONで決済を利用した場合、「WAON POINT」（「電子マネーWAONポイント」とは別のポイント）が付与される。

nanacoはこんな人におすすめ

• セブン-イレブンやイトーヨーカドーをよく利用する人
• ANAのマイルを貯めている人

nanaco（ナナコ）の特徴

発行体	セブン・カードサービス
電子マネーの形式	プリペイド型
ポイント	nanacoポイント 1ポイント＝1円分 基本のポイント還元率：200円（税抜）ごとに1ポイント
ポイント有効期限	当年4月1日から翌年3月31日までに付与されたポイントは、翌々年の3月末まで
電子マネーを使えるコンビニ	セブンイレブン

• nanacoの利用対象店舗はこちらからご確認ください。

nanaco（ナナコ）は、セブン・カードサービスが発行する流通系電子マネー。セブン-イレブンやイトーヨーカドーといった「セブン＆アイグループ」の店舗を中心に、全国125万か所以上で利用できる。

nanacoでは、200円（税抜）につきnanacoポイントを1ポイント付与。イトーヨーカドーや全国のセブン-イレブンにてnanacoで対象商品を購入すれば、通常のポイントに加え、ボーナスポイントも付与される。

またnanacoでは、毎月8のつく日（8日、18日、28日）にお得に買い物ができるキャンペーンを実施。たとえば、イトーヨーカドー店内のセブン銀行ATMまたはnanacoチャージ機にてnanacoに20,000円以上チャージするとnanacoポイントを100ポイントもらえるほか（1日1回限定）、全国のイトーヨーカドーにて食料品・衣料品・住まいの品の買い物にnanacoカードまたはnanacoモバイルを利用すると買い物料金が5％割引になる。

クレジットカード「セブンカード・プラス」を組み合わせることで（※要7iDへの登録）、「セブン-イレブンでのクレジット払いで最大10％のポイント還元」「nanacoへのチャージで200円につき1ポイントが付与」といった特典を受けられる点もチェックしておきたい。

なお、貯めたポイントは「1ポイント＝1円分」として電子マネーに交換し、買い物に利用できるほか、ANAマイルやANA SKYコインへの交換にも対応している（※）。
nanacoは、セブン-イレブンやイトーヨーカドーをよく利用する人や、ANAのマイルを貯めている人におすすめの電子マネーといえるだろう。

• ANAマイルやANA SKYコインへの交換レート
  ・ANAマイル・・・500nanacoポイント⇒250マイル
  ・ANA SKYコイン・・・500nanacoポイント⇒500コイン

iDはこんな人におすすめ

• iDが付帯したクレジットカードを利用したい人
• Apple PayやGoogle Payなどと連携して電子マネーを利用したい人

iD（アイディー）の特徴

発行体	NTTドコモ
電子マネーの形式	ポストペイ型、プリペイド型、デビット型 ※3つの支払いタイプから選択
ポイント	― ※独自ポイントなし。紐づいているクレジットカードのポイントサービスを適用
ポイント有効期限	―　※紐づいているクレジットカードの規定に準ずる
電子マネーを使えるコンビニ	セブンイレブンファミリーマートローソン

• iDの利用対象店舗はこちらからご確認ください。

iD（アイディー）は、NTTドコモが発行する電子マネー。コンビニやスーパー、モール・百貨店、ドラッグストア、飲食店、家電量販店など、「iD」マークのある店舗にて利用できる。
iDは、クレジットカードやデビットカード、プリペイドカードなど、さまざまなタイプのカードに対応。さらにQR決済や、iPhone・Apple Watch（Apple Pay）、Androidスマートフォン（Google Pay、おサイフケータイ）などの決済サービスにも対応している。

またiDでは支払い方法を、使った分だけクレジットカードで支払う「ポストペイ型」、事前に使う分をチャージしておく「プリペイド型」、使用金額が即時に引き落とされ、口座の残高内で使用できる「デビット型」の3種類から選択可能。自分に合った支払い方法を選択できるのは、iＤを利用する大きなメリットといえるだろう。特に「ポストペイ型」の場合、イオン銀行（イオンカード）やNTTドコモ（dカード）、オリエントコーポレーション（オリコカード）など70社以上のクレジットカード会社に対応している点もチェックしておきたい。

なお、iDには独自のポイントシステムはなく、iDで支払った金額は、紐づいているカード等のポイント付与の対象になる。iDをお得に利用する際は、ポイント還元率の高いクレジットカードや、利便性の高いクレジットカード・決済サービスを利用するのがおすすめ。

おサイフケータイの場合はICカードロック機能を、Apple Payの場合はFace IDやTouch IDを設定することでスマートフォンを紛失した際も不正利用を防止できる等、スマートフォンで電子マネーを利用する際のセキュリティがしっかりしており、安心して利用できるのも魅力。