働くママの強い味方、時短勤務。そのメリットとデメリットとは?

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Written By 働くママ編集部

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子どもが産まれるタイミングで、職場の時短勤務制度を確認するママは少なくありません。出産前はフルタイムでの復帰を希望していたママも、実際に子どもが産まれ、子育てに取り組む中でフルタイムで勤務するのは困難だと感じ、時短勤務での復職を希望するケースもあれば、勤務復帰後に実際に働いてみてフルタイム勤務から時短勤務に切り替えるケースもあります。

この時短勤務は、正式には「育児短時間勤務制度」と呼ばれており、働くママの復職をサポートするために産まれた制度(もちろん男性も利用可能)です。育児・介護休業法の規定では、3歳未満の子供がいる人であれば、1日の勤務時間を6時間まで短縮できることになっています

時短勤務は法律で定められた規定ですが、最近では一部の企業が時短勤務制度を利用する社員のため、さらに手厚いサポートを行うケースが増えてきています。以下はその一例です。

牛丼チェーン吉野家ホールディングスが時短勤務利用者に月最大5万円支給

牛丼チェーン「吉野家」を傘下に持つ吉野家ホールディングでは、2017年春から時短勤務を行っている社員を対象に「育児短時間勤務支援手当」を導入することを発表しました。この手当は時短勤務によって減少する給与の一部を企業がふたんするもので、月最大5万円の支給を受けることができます。

制度導入の背景には、外食産業の慢性的な人材不足は吉野家ホールディングスも例外ではなく、優秀な人材が育児を理由に離職してしまうのを防ぐと同時に、働くママの新たな雇用に繋げるという意図があると言えるでしょう。

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ここまでは企業が時短勤務の導入に積極的で、制度も整ってきているという現状を説明しました。それでは次に時間勤務のデメリットについても考えてみます。

時短勤務の最大のデメリットは、勤務時間が減る分、給与・ボーナスが減額される点でしょう。例えばフルタイム勤務の場合を100とした場合、勤務時間が3/4になると、給与も当然3/4になります。また気を付けなければいけないのがボーナスの取り扱いです。

ボーナスに関しては単純にフルタイム勤務の3/4にしなければいけないという規定はないため、多くの企業でボーナスに関してはそれ以上減額されると考えておいたほうが良いでしょう。

また昇進・昇格という点でも時短勤務は不利に働くケースがほとんどです。時短勤務を選択すると勤務時間が短くなるだけではなく、業務の状況に関わらず残業が難しい、子どもの病気などで急きょ休むことが多くなるなど、仕事上重要なプロジェクトに関われないなどの問題にぶつかり、結果的に昇進・昇格が難しくなる傾向があります。

さらにもう1点、時短勤務を利用する際、注意すべきことがあります。それは時短勤務を取得することで、仕事は楽なんだから家事はママが担当すべきという意識を、パートナー(夫)が持ってしまうという点です。

短い勤務の中で仕事をこなし、また家事も全てこなしたのでは、どうしてもどこかに無理が生じてしまいます。時短勤務を使うにせよ使わないにせよ、仕事に復帰する際はパートナー(夫)としっかり話し合い、家事をある程度分担すること、これは夫婦共働きを成立させるための重要なポイントでもあるので、必ず憶えておきましょう。

時短勤務の利用を検討されている働くママは、ニュースでご紹介した情報も参考に、時短勤務の利用について検討してみていただければと思います。

参考サイト
吉野家、時短勤務に補助 育児中に限り月最大5万円
短時間勤務で育児と両立!メリット・デメリットを知って働き方を選ぶ