子どもに習わせたい習い事、第1位はプログラミングに。タブレット学習も利用者急増
今回の働きママニュースは、2017年に発表された最新の子どもに習わせたい習い事ランキングをご紹介します。
家庭向けのイーラーニングサービスを中心に、資格対策や英語学習アプリなど、様々な教育事業を手掛けるイーラーニング研究所が、2017年初めに子どもがいる親世代に対して「年末年始の習い事アンケート」を実施。その結果を公表しているので、詳しく見ていきましょう。
以下はニュースリリースサイトPRTIMESで公開されているアンケート結果を参考に、働くママプラス編集部がランキング化したものです。
2016年に習わせた習い事ランキング
- スポーツ系
- 学習塾
- 音楽系
- 習字
- 英会話スクール
- 芸術系
- そろばん塾
- その他
- プログラミング教室
2017年に習わせたい習い事ランキング
- プログラミング教室
- 英会話スクール
- スポーツ系
- そろばん塾
- 学習塾
- 音楽系
- 芸術系
- その他
- 習字
この結果を見ると2016年に習わせた習い事では、プログラミング教室が最下位となっているものの、2017年に習わせたい習い事では1位という不思議な現象が起こっていることがわかります。
その答えは、実は習わせた習い事5位の英会話スクールが習わせたい習い事では2位にランクインしている点にヒントがありそうです。
プログラミングと英会話の二つに共通していること、それは2020年の小学校の学習指導要領改訂です。
このテーマは、過去の働くママニュースでも何度も取り上げていますが、2020年に英語は必修から教科に格上げ、プログラミングは必修になることが決まっています。つまり、これら二つの科目は国を挙げて強化に取り組んでいる科目であり、しっかり取り組んでいくことが、子どもの将来につながると考えられるのです。
同調査では「なぜその習い事をさせたいのか」ということに対してもアンケートを行っており、その選択肢の中で「将来のためになると思ったから」が圧倒的1位であることも、この理由の裏付けています。
なぜその習い事をさせたいのか?理由トップ3
- 将来のためになると思ったから
- 本人が希望したから
- 受験のため
さらに習い事に対する調査結果とは別に、同調査では「お子様の学校以外での学習方法は何ですか?」という興味深い質問がありました。以下はその結果をランキング形式にまとめたものです。
お子様の学校以外での学習方法トップ5
- 学習塾 166人
- 紙の学習教材 67人
- スマートフォン・タブレットを使った学習教材 61人
- PCを使った学習教材 41人
- その他
ここで注目したいのが学習塾の1位は当然として、2位と3位の結果です。紙の学習教材、スマートフォン・タブレットを使った学習教材共に、自宅での学習に適した学習方法ですが、この結果が非常に拮抗してきており、いわゆる「タブレット学習」の人気が急上昇しているのがわかります。
実際に働くママプラスの編集部内を見ても、子供がタブレット学習に取り組んでいるケースが過半数を占めてきており、この流れはもう変わらないでしょう。
実際に紙の教材と比較しても、動きがあるタブレット教材のほうが子供の食いつきが良いのは間違いありません。合間合間でプレイできるミニゲームなどに熱中しないよう、ゲーム時間には制限が必要ですが、子供が楽しく学習するための手段としてタブレット学習は要チェックです。
※働くママプラス編集部が、評判の良いタブレット学習・タブレット教材を比較した、特集企画も必見です。
今回の働くママニュースはいかがでしたでしょうか?いつの時代も親は子どもの習い事に頭を悩ませるものです。親が習わせたいものと、子供が習いたいものができるだ一致することが理想ですが、それが難しい場合はしっかり話し合いを重ね、子どもが納得しないまでも理解してくれるように努めましょう。
親の想いが伝わっていれば、子どもはきっと将来、親が習わせてくれた習い事に感謝するはずです。