『若おかみは小学生！』初のアニメ映画化の監督は、知る人ぞ知る超名作映画「茄子 アンダルシアの夏」「茄子 スーツケースの渡り鳥」の監督であり、「耳をすませば」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「風立ちぬ」など様々なジブリ作品の作画監督として名を馳せる高坂希太郎氏。大人も子供も楽しめる作品を作るプロ中のプロであり、本作も誰もが楽しめ、感動できる素晴らしい作品に仕上がっています。
主人公のおっこ役を演じるのはTV版と同じ小林星蘭ちゃん。ウリ坊役の松田颯水さん、美陽ちゃんを演じる遠藤璃菜さん、鈴鬼役の小桜エツコさん、おっこの同級生・秋好旅館の真月は水樹奈々さん、おっこのおばあちゃん関峰子は講談師でもある一龍齋春水さんと主要キャストは変わらないので、TV版のファンも映画にすっと入れます。
また映画版のオリジナルキャストも超豪華！おっこの両親は薬丸裕英さんと鈴木杏樹さんが演じ、春の屋を訪れる重要なお客様には山寺宏一さん。その他にもおっこの若おかみ修行最初のお客様・あかねの父をバナナマンの設楽さん、占い師・グローリー・水領をホラン千秋さんが演じます。

若おかみは小学生！の素晴らしさは児童文学の名作と言われる原作にあるのは間違いありません。ただ今回の劇場版は原作にベースに、様々なエッセンスを加えており、素晴らしいストーリーに仕上がっています。その脚本を手掛けたのは「デジモンアドベンチャー」やジブリ作品の「猫の恩返し」、名作の誉れ高い「映画　聲の形」の脚本を担当し、東京アニメアワードアニメ オブ ザ イヤー部門で2度の原作・脚本賞を受賞した吉田玲子氏。
原作の読者もTV版のファンも誰もが楽しめるストーリーは「すごい！」の一言です。