小学校の新学習指導要領が2020年からスタート!主要科目の改訂のポイントとおすすめの教材
小学校の新学習指導要領とは?
Chapter.1
日本の教育は、幼稚園、小学校、中学校、高校に至るまで、文部科学省によって学習すべき指針が定められています。その指針のことを学習指導要領と言います。
これが2020年大幅に改訂され、小学校教育が大きく変わろうとしているのです。
「大した変更じゃないでしょ?」「小学校の勉強方針なんて気にしてない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、この考え方は危険です。新学習指導要領は小学校だけに適用されるものではなく、中学、高校にも適用され、中学入試、高校入試にも反映されます。つまりこの方針を理解し、学校の勉強や家庭学習に取り組んだ家庭と、一切気にしなかった家庭では、受験におけるスタートラインが変わってくるということなのです。
(小学校での英語学習の必修化やプログラミング学習のスタートも、2020年の新学習指導要領に沿った改革の1つ。今後は英語が中学入試でも求められてくるはずです。)
ちなみに文部科学省の「小・中学校新教育課程説明会における文科省説明資料:PDF」によると、新学習指導要領は以下の3つのポイントで構成されています。
新学習指導要領
3つのポイント
- 生きて働く
知識・技能の習得 - 未知の状況にも対応できる
思考力・判断力・表現力等の育成 - 学びを人生や社会に生かそうとする
学びに向かう力・人間性を涵養する
いかがでしょう?
実際に小学生の子どもがいる編集部員の率直な感想は、「言っていることは立派だけど、各教科の学習は何が変わるの?家庭学習にはどうやって取り組めば良いの?」という言葉に集約されます。
そこで今回の働くママ プラスの特集は、新学習指導要領に注目。主要科目の改訂のポイントをまとめました。
また家庭学習に取り組むのであれば、新学習指導要領に対応したものでなければ意味がありません。新学習指導要領に完全対応しており、編集部内はもちろん、ユーザーからも高い評価を獲得しているスマイルゼミの対応状況についても併せて紹介しているので、是非最後までチェックしてみてください。
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ジャストシステムが提供するタブレット教材。第三者機関が実施する満足度調査で、小学生向けタブレット教材の顧客満足度2年連続No.1、英語教材でも2年連続No.1を獲得する等、高い評価を獲得している。
講座は国語・社会・算数・理科・英語の5教科全てが新学習指導要領に対応。さらに漢検ドリルや計算ドリル、学力診断テスト(2020年春開始)も標準講座の範囲内で受講できる。また学習指導要領を超えて学びたいという小学生には、英語の学習量が2倍になる英語プレミアム、豊富な応用問題にチャレンジできる発展クラスもオプション講座として用意。日々の家庭学習から中学受験まで幅広く対応している。
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新学習指導要領、
国語の改訂のポイント
Chapter.2
それではまず新学習指導要領、国語の改訂のポイントを見ていきます。実は文部科学省も新学習指導要領について、詳しく解説した資料を配布しています。以下は国語に関する解説です。
小学校学習指導要領(平成 29 年告示)解説(国語編)PDF※250ページ
この解説のページ数は実に250頁!編集部も仕事でなければ読む気にはなれません。細かい点まで知りたいという方は上記解説をお読みいただくとして、編集部が要点をまとめているので、ポイントを知りたいという方はこちらをチェックしてみてください。
新学習指導要領 国語改訂のポイント
知能及び技能の習得に関しては、「言葉の特徴や使い方」「話や文章に含まれている情報の扱い方」「我が国の言語文化」の習得。思考力・判断力・表現力等の育成に関しては、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」という基本を重視。ここまではこれまでと大差ありませんが、語彙指導については今回の改訂で強化することが明言されています。今後は入試などでも語彙力を問う機会が増えそうです。以下に学年ごとの習得目標(変更のポイント)をまとめました。
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小学1・2年生
身近なことを表す語句の習得 -
小学3・4年生
様子や行動、気持ちや性格を表す語句の習得 -
小学5・6年生
思考に関わる語句の習得
新学習指導要領の国語では、「共通と相違」「原因と結果」というような言葉の相関を本質的に理解することも求められます。このような言葉の違いを理解するには、映像学習が有効です。学校ではデジタル教科書、家庭学習の際はタブレット教材を有効活用することが求められそうです。
また「自分の頭で考え意見を持つこと」も重視しています。日ごろから家庭で子どもと会話し、色んな物事と話し合うことがとても重要と言えるでしょう。
タブレット教材の改訂した国語への対応例
スマイルゼミはタブレット教材であるというメリットを最大限活かし、国語の新学習指導要領に対応しています。例えば子どもが憶えるのに苦労することわざや慣用句は、アニメーションやイラストを駆使。楽しみながら正しい意味と使用方法を学ぶことができます。
高学年になると話し合い(ディスカッション)の進め方や参加者の役割等も動画を通じて学ぶことができるよう工夫。これもタブレット教材ならではの取り組みと言えるでしょう。
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ことわざや慣用句の独特の言い回しもアニメーションで楽しみながら学べる
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それぞれの場面に応じた「こそあど言葉」の意味・使い方を、正しく理解する
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動画伝える言葉(聞き取り)
新学習指導要領、
算数の改訂のポイント
Chapter.4
さて次は算数の改訂のポイントです。算数は小学生の学力で、最も大きな差がつく教科の1つ。今回の改訂では、算数を学ぶ過程で、プログラミング思考が身に付くよう考慮されています。
例えば数の大きさの比較を繰り返し、大小を調べる学習や筆算の仕方、仕組みを順序立てて考える学習は、そのままプログラミング思考に繋がる項目と言えるでしょう。
全国学力・学習状況調査などで課題として挙げられた、割合を用いた比較に関しては、新たな学習内容として明記されています。
また新学習指導要領では、理数教育の充実を掲げており、必要なデータを収集・分析し、その傾向を踏まえ、課題を解決するための統計教育の充実を小学生の算数に求めています。
以下は各学年の算数の習得目標(変更のポイント)です。
新学習指導要領 算数改訂のポイント
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小学1年生
ものの個数を簡単な絵・図で表現する。またその理解 -
小学2年生
大きな変更なし -
小学3年生
棒グラフの特徴やその用い方の理解。最小メモリが1、5または10、50の棒グラフを学ぶ。複数の棒グラフを組み合わせたグラフの理解 -
小学4年生
折れ線グラフの特徴とその利用方法の理解。複数系列のグラフ及び組み合わせたグラフの理解 -
小学5年生
データ収集や適切な分析手法の選択等、統計的な問題解決の手法の理解。複数の帯グラフの比較 -
小学6年生
代表値の意味や求め方の理解。度数分布を表す表やグラフの特性及びそれらの用い方の理解。目的に応じたデータ収集手法の習得及び統計的な問題解決方法の理解
変更のポイントをまとめる過程で、小学校のうちにこのような高度な内容を学ぶようになるのかと編集部でも驚きの声が上がりました。算数の苦手な編集部員は、家庭学習で子どもに教えることすら苦戦しそう。
新学習指導要領による理数の強化は、家庭学習への取り組み方についても見直すきっかけになりそうです。
タブレット教材の改訂した算数への対応例
スマイルゼミは、全国学力・学習状況調査の結果、現在の小学生の弱点とされ、新学習指導要領でも習得目標として明記されている割合の問題にもしっかり対応。数、百分率、歩合を正しく理解し、変換できるようミニゲームや反復練習を通じて体感的に理解できるように考慮しています。
またプログラミングについても新学習指導要領に沿った形で講座を配信。論理的思考力を強化することができます。
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苦手になりやすい小数や分数も触って動かして、体感的に理解する
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アニメーションの解説で筆算の仕組みを理解し計算のやり方を身につける
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ミニゲームや反復問題で「割合」の概念を体感的に理解
新学習指導要領、
理科の改訂のポイント
Chapter.5
次は理科の改訂のポイントを見ていきます。小学校の理科の教科目標は以下の通りです。
「自然に親しみ、理科の見方・考え方を働かせ、見通しをもって観察、実験を行うことなどを通して、自然の事物・現象についての問題を科学的に解決するために必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。」
はっきりいって1つの文章が長過ぎますし、結果的に何がどう変わるのかがわかりにくいですよね。今回の理科の改訂のポイントは、「理科の見方・考え方を働かせ」と記述されている点にあります。
従来までの学習指導要領では、理科の見方・考え方を養うと記載されており、位置づけはあくまで学習目標でした。それが今回は「働かせ」と記載が変わっており、身に付けた上で、利用することが求められています。
理科の見方・考え方とは
自然の事物・現象を、質的・量的な関係や時間的・空間的な関係などの科学的な視点で捉え、比較したり、関係付けたりするなど、科学的に探究する方法を用いて、多面的に考えること
理科に関しても従来までの学習内容から一歩進み、より発展した力が求められると考えるべきでしょう。
以下は各学年の理科の習得目標(変更のポイント)です。
新学習指導要領 理科改訂のポイント
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小学3年生
物の性質、風とゴムの力の働き、光と音の性質、磁石の性質及び電気の回路の差異点や共通点を基に、問題を見いだす力を養う -
小学4年生
既習の内容や生活経験を基に、根拠のある予想や仮説を発想する力を養う -
小学5年生
物の溶け方、振り子の振動、磁力、流れる水の動きを学ぶ中で、予想や仮説を基に、解決の方法を発想する力を養う -
小学6年生
燃焼の仕組み、水溶液の性質、てこの規則性及び電気の性質や働き、生物の体の作りと働き等を学ぶ中で、それらの仕組みや性質、規則性及び働きについて、妥当な考えをつくりだす力を養う
理科は他の教科と比べると、習得目標(変更のポイント)が非常に具体的です。実際の変更点は小学校3年生の場合「問題を見いだす力を養う」、4年生の場合「根拠のある予想や仮説を発想する力を養う」、5年生の場合「予想や仮説を基に、解決の方法を発想する力を養う」、6年生の場合「仕組みや性質、規則性及び働きについて、妥当な考えをつくりだす力を養う」という部分のみですが、理科の学習内容を通じてこれらの能力を磨くことが求められます。
新学習指導要領の理科では、子ども自身が「考える」ということを何より重視しています。家庭学習に取り組む際は、親が答えを教えるのではなく、子ども自身が考え、答えに辿りつくことを重視する必要があるでしょう。
タブレット教材の改訂した理科への対応例
問題を見出し、予想や仮説を立て、考えるためには、何よりその対象に興味・関心を持たなければいけません。スマイルゼミの理科は、写真や動画教材を活用することで、身近な生物や植物にまず興味・関心を持ってもらうことを重視しています。
理科の学習でつまづきやすい振り子の原理や水の流れについても、アニメーションを用いて解説する等、理論だけではなく、目で見て理解できるよう工夫しています。
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豊富な写真や動画で動植物への理解を深める
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豊富な写真や動画で動植物への理解を深める
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豊富な写真や動画で科学的思考を身につける
新学習指導要領、
英語の改訂のポイント
Chapter.6
2020年からスタートする新学習指導要領、最大の変更点と言えるのが、英語の教科化でしょう。英語を学ぶだけではなく、英語を使うことを重視しており、「聞く」「読む」「書く」「話す」という英語4技能の強化が求められます。
同時並行でおこなわれている大学入試改革でも、英語4技能を重視することが明記されており、中学受験でも近々英語が必修となるはずです。
グローバル化の進展に伴い、子どもの英語学習はもはや避けて通れない道と考えるべきでしょう。
以下は各学年の英語の習得目標(変更のポイント)です。
新学習指導要領 英語改訂のポイント
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小学3・4年生
聞くこと、話すことを中心とし、英語に慣れ親しみ、学習への動機付けを高める -
小学4・5年生
音声で十分に慣れ親しんだ語句、表現に対して、段階的に読むこと、書くことを加える
新学習指導要領では、英語必修化は中学英語の前倒しではなく、英語能力の総合的なアップのための変更という位置づけです。
ただし中学校英語の新学習指導要領を見ると、学習時間については変わらずに、習得する語彙数が従来までの3,000語から4,000~5,000語に増える等、小学校での英語学習を前提とした目標が課せられています。
中学受験はしない場合でも、小学校のうちにしっかり英語学習に取り組んでおけば、中学校の授業及び高校受験においても、大きなアドバンテージを得ることができるはずです。
家庭学習に取り組む際、英語に関しては力を入れるべきでしょう。
タブレット教材の英語への対応例
スマイルゼミの英語は、第三者機関が実施する商品・サービスの評価制度「イード・アワード」で、2019年子ども英語教材NO.1(※保護者が選ぶNo.1)に選ばれる等、利用者から高い評価を獲得。
単語や会話文は全てネイティブが発音したものをリスニングし、録音した自分の声とお手本を比較することができるので、話す力を磨くことができます。
高学年になると「聞く」「読む」「書く」「話す」をさらに重視。キャラクターと会話形式のレッスンで会話を自動判定。英語で答える会話力を磨くこともできます。
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ネイティブな発音で聞けるから正確な発音が身につく
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なぞり書き判定で文字・単語を書く力を身につける
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自分の発話を自動で判定
英語での会話力を習得できる
新学習指導要領に完全対応!注目を集めるタブレット教材とは
Chapter.7
ここまでは新学習指導要領のポイントを詳しく見ていきました。編集部が本特集を制作する過程で感じたのは、全ての教科において「考えること」が重視されている他、論理思考の向上が求められているということです。
またプログラミング必修化に加え、英語学習が教科化等、国際社会で生き抜いていくための力を小学校のうちから学ぶことが求められています。
小学校教育が高度化していく中、家庭学習にはどう取り組んでいくべきなのでしょうか?
働くママ プラス編集部では、タブレット教材がその解決策の1つだと考えています。
国語・社会・算数・理科に加え英語やプログラミングまで教えることができ、毎日子どもの家庭学習をサポートするのは、決して簡単なことではないでしょう。正直働くママ プラス編集部はお手上げです。
その役割はタブレット教材に任せ、空いた時間を仕事や子どもとのコミュニケーションにまわしています。ちなみに全て子どもの自主性に任せている訳ではありません。タブレット教材であれば、子どもが何をどこまで勉強しているのかが、管理画面から手に取るようにわかります。引き締めるところはきちんと引き締め、子ども自身に考えさせる。
このやり方が新学習指導要領に対応していく上で、最も良い選択であると信じています。
筆者が現在利用しているタブレット教材は新学習指導要領に完全対応している「スマイルゼミ」です。教材に満足できなかった場合は、全額返金保証を利用することもできるので、タブレット教材選びに悩んでいる方には間違いなくおすすめできます。
興味がある方は一度試してみてはいかがでしょう。
スマイルゼミ 小学生コース
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ジャストシステムが提供するタブレット教材。第三者機関が実施する満足度調査で、小学生向けタブレット教材の顧客満足度2年連続No.1、英語教材でも2年連続No.1を獲得する等、高い評価を獲得している。
講座は国語・社会・算数・理科・英語の5教科全てが新学習指導要領に対応。さらに漢検ドリルや計算ドリル、学力診断テスト(2020年春開始)も標準講座の範囲内で受講できる。また学習指導要領を超えて学びたいという小学生には、英語の学習量が2倍になる英語プレミアム、豊富な応用問題にチャレンジできる発展クラスもオプション講座として用意。日々の家庭学習から中学受験まで幅広く対応している。
スマイルゼミは万一講座内容に満足できなかった場合、全額返金保証を利用できる。新学習指導要領に対応したタブレット教材を探していのであれば試してみる価値はある。
対象学年 |
【小学生】小1・小2・小3・小4・小5・小6 【中学生】 |
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スマイルゼミ 評判のポイント
- 会員の88.1%が学習の定着を、91.3%が学力アップを実感
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- 学習の成果に応じてポイント(※スターアプリ)が貯まる
- 新学習指導要領に完全対応。英語とプログラミング講座を標準配信!2019年3月からは全国学力診断テストを追加
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