幼児教育の通信教材・通信教育を比較


幼児期教育が注目される理由とは?
脳の発達が著しい幼児期。脳科学の研究によると、子どもの脳は6歳までに約90%、小学校を卒業する12歳になると、ほぼ完成するといわれています。子どもの可能性を最大限に引き出すため、この大切な時期の幼児教育に興味を持つママも多いのではないでしょうか?幼児向け教育教材・通信教育は、「家で子どもと過ごす時間を有意義にしたい」「テレビや動画を見ている時間を学びにつなげたい」「小学校入学のための準備をしたい」というご家庭に最適です。幼児教育の教材を上手く活用することができれば、小学校入学時の大きなアドバンテージになり、スムーズに小学校の学習に入っていけるでしょう。そこで、今回はおすすめの幼児向け教育教材・通信教育をご紹介。講座内容や料金、おすすめのポイントを比較しているので参考にしてみてくださいね。
【目次】
- 1. すまいるぜみ
- 2. こどもちゃれんじ
- 3. ポピー
- 4. WONDERBOX(ワンダーボックス)
- Pick Up こどもちゃれんじEnglish
- 5. Z会の通信教育
- 6. 小学館の幼児向け通信教育 まなびWith(うぃず)
- 7. がんばる舎
- 8. RISU きっず
- Pick Up 7+BILINGUAL
コラム
おすすめの幼児向け教育教材・通信教育を比較
すまいるぜみ
ひらがな、カタカナ、数、時計に加え英語にも対応!未就学児向け英語教材満足度No.1!さらに全額返金保証も
すまいるぜみは、年少(12月から受講可能)、年中、年長向けに開発された幼児向けタブレット教材。専用のタブレット端末を利用することで、ひらがな・カタカナはもちろん、ことばの理解、数、時計の読み方、英語など、小学校入学前の幼児の間に、身に着けておきたい知識をしっかり身に着けることができる。
またすまいるぜみは、学習指導要綱の改訂で小学生のうちから必須となる英語の学習に特に力を入れており、「見る・聞く・触る」という3ステップで英語を楽しみつつ、学ぶことができるコンテンツを提供。ワンランク上の英語を学びたい幼児には、小学校中学年で英語4技能に取り組めるオプション講座も用意している。
その他にも自分の頭で考え、難しい問題にチャレンジする力を育む「ちえ」や、箸の持ち方や横断歩道の渡り方など、身近なテーマを題材に、生活に直結するマナーや常識を学ぶ「せいかつ」、動画やイラストを通じて動物や植物の生態、季節による変化を学ぶ「しぜん」も標準コースの中で配信。学びをサポートしてくれる機能が多くあるため、子供一人でも取り組めるように工夫されているのも嬉しい。数ある幼児教材の中でも提供する講座の内容は間違いなくトップクラスだろう。
さらにすまいるぜみには、講座に満足できなかった場合、所定の条件を満たすことでタブレット代、受講料共に返金してもらえる全額返金保証制度が付帯する。幼児のうちに楽しく学習する習慣を身に付けて欲しいと考えているママであれば、是非チェックしておくべき、おすすめの幼児教育教材と言えるだろう。
対象年齢 | 4歳(12月から受講可能)、5歳、6歳 |
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おすすめのポイント |
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キャンペーン |
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こどもちゃれんじ
生後6ヶ月から学べる進研ゼミの幼児教育教材
2018年イードアワード通信教育(幼児)部門で最優秀賞を受賞するなど、顧客満足度と品質の高さに定評がある幼児教育教材。「伝える力」「数量・形の理解」「科学する心」「人との関わり」「習慣づくり」「表現する力」という6つのテーマでカリキュラムを設計。
毎月送られてくる教材は、興味を引き出す「映像教材」、実際に手を動かして理解する「エデュトイ」、問題を解いて定着させる「ワーク・絵本」が基本セット。いずれの教材も親に頼るのではなく、自分で調べ、考え、答えを導き出せるよう工夫されている。
またこどもちゃれんじは、年齢に応じたコースの受講はもちろん、希望者は電話で申し込むことで、年齢とは異なるコースに申し込むことも可能。現在の講座に物足りなさを感じる場合、上の年齢用の教材にチャレンジしてみるのも良いだろう。
年長の5月になると、小1・4月号を紙ベースのチャレンジ1年生とタブレット教材ベースのチャレンジタッチ1年生を先行予約することができ、入会特典の「1年生準備スタートボックス」と3月下旬頃に小1・4月号が届く。受講料は3月下旬まで無料。チャレンジタッチ1年生を申し込んだ場合、12月ごろに専用のタブレットがが届き、小学校入学準備の学習ができる点も嬉しい。
こどもちゃれんじは、こどもの「自分でやりたい意欲」を育みたいママ、小学校入学前にひらがなや数字の基礎を習得しておきたいママにおすすめの幼児教育教材。
対象年齢 | 生後6ヶ月から小学校入学前まで |
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教科 | 映像教材(DVD/配信)、ワーク・絵本、エデュトイ |
料金 |
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おすすめのポイント |
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こどもちゃれんじの口コミ
- 5.0/5.0
- 体験DVDを子供に見せた所、しまじろうがとても気に入ったので入会しました。子供の段階にあわせた教材が毎月届き、知育玩具選びに悩まなくてもよいのでおすすめです。トイレトレーニングやお片付け等も教材に出てくるので、子供の躾もしまじろうと一緒に楽しんでできます。
ポピー
イード・アワード2016「通信教育顧客満足度」で最優秀賞受賞
40年以上の歴史をもつ月刊ポピーが提供する幼児教育教材。子どもが楽しめるオールカラー教材で「ひらがな」「かず」「クイズ」「パズル」など様々なタイプの問題に取り組むことができる。2歳から6歳までの子どもが利用対象としなっており、小学校の入学準備対策も可能。
2019年4月号からは、年中用「あかどり」と年長用「あおどり」を中心にリニューアル。入学準備の充実、特別教材、デジタルコンテンツの追加と、さらに子供が楽しく学べる内容となっている。
「無料見本」と「お試し購読」の2つからお試しコースを用意しているので、まず気になるコースを試してみては。
対象年齢 | 2歳~6歳 |
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おすすめのポイント |
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ポピーの口コミ
- 5.0/5.0
- 年少の子供が読み書きや数字に興味をもつようになってきたので始めました。迷路やパズル、シール貼り、工作など内容が盛りだくさんなのに月会費980円と安く、コスパがよいと思います。市販のドリルを買うか迷いましたが、ポピーはワークやドリルの量が多く、いろんな分野をバランスよく楽しめるのでおすすめの教材です。
WONDERBOX(ワンダーボックス)
STEAM教育に照準を合わせたアプリとキットがセットになった幼児教材。実証実験による効果を確認済み。
ワンダーボックスは、ワンダーラボ株式会社が提供する幼児向けの通信教育。STEAM教育(科学:Science、技術:Technology、工学:Engineering、芸術:Art、算数:Mathematics)を取り入れたカリキュラムによって、子どもの思考力や創造性、論理性などを培うことを目指している。
家庭用のタブレットにインストールするアプリと、毎月届くキット(付録)によってデジタルとアナログの両方で、実際に手を動かし、遊びながら学ぶ力を高めていくことができる。
幼児学習の中心となるアプリ「シンクシンク」は、実証実験によってIQテストや学力テストの結果を有意に高めることが証明されている。
使用開始時はiPadなどのタブレットを用意する必要があるが、料金は1ヶ月あたり3,700円(税込)から。兄弟の追加も月額1,850円とリーズナブル。
なお、公式ホームページでは、おためし版のアプリを無料でインストールできるので、子どもが興味を示すか、楽しんで使用できそうかをチェックしたい。
STEAM教育に興味がある家庭におすすめの幼児向け通信教材だろう。
対象年齢 | 4歳(年中)から10歳(小学校4年生)まで |
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教科 | 感性・創造性/思考力・発想力/理論性/他者性/戦略性/意欲/自己肯定感/プログラミング思考/読解力など |
料金 |
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おすすめのポイント |
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Pickup! こどもちゃれんじEnglish
「子ども英語教材顧客満足度」最優秀賞を5年連続受賞!
イード・アワード「子ども英語教材顧客満足度」最優秀賞を5年連続(2014年から2018年)で受賞するなど、数ある幼児向け英語教材の中でもトップクラスの評価を獲得。実際にサービスを利用しているユーザーからの評判も高い幼児向け英語教材。
楽しみながら何度も繰り返し英語を学ぶことに重点を置いた英語教材は、英語幼児教育や幼児の発達心理学に精通した専門家が監修。ネイティブスピーカーの発音にこだわっており、幼児期に身に付けておくべき語彙・英語表現を厳選し、収録している。教材はDVD、絵本、英語玩具など多岐に渡っており、子どもが歌やごっこ遊びなど、楽しみながら「インプット」「遊ぶ」「確認」を連携できるよう工夫。料金設定も1回あたり2,933円〜と他の英語教材よりも割安に設定されており、受講生限定の「英語コンサート」や「英語特別イベント」など実際の英語に触れる機会を提供している点も嬉しい。
対象年齢 | 1~6歳 |
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教科 | 英語 |
料金 |
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おすすめのポイント |
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Z会の通信教育(幼児教育)
ハイレベルな通信教材として有名なZ会の幼児向け通信教育
「イード・アワード通信教育」の顧客満足度最優秀賞を受賞するなど、通信教育教材として高い評価を獲得しているZ会提供の幼児向け教材。「幼少」「年中」「年長」の3つのコースがあり、親子で取り組むことのできる「体験型教材」やZ会の先生からお返事がもらえる「提出課題」など、
子どもが日常生活を通じて知的好奇心を満たし、達成感を感じることができるよう、工夫されている点も大きな魅力。
対象年齢 | 年少~年長 |
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教科 |
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料金 |
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おすすめのポイント |
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小学館の幼児向け通信教育 まなびWith(うぃず)
出版大手「小学館」が提供するまなぶ力を育てる幼児向け通信教育
2020年の学習指導要綱の改訂で、子どもたちの学習は自ら「まなぶ力」が重視されるようになる。小学館は子どもたちが用意された選択肢から答えを探すだけではなく、試行錯誤しながら自ら答えを導き出し、説明できる力が身に着く教材を新たに開発。
教材は基礎学力+学びのコツで構成されており、幼児教材は「ことば・もじ」「かず・かたち」「たいけん」「ちえ」の教材を通じて、学習習慣をつけるとともに、学ぶ楽しさを感じることができる。
受講料は年少は月々2,268円、年中・年長は2,538円から。年少は親子で楽しく学び、年中は楽しく学べる習慣をつける。年長は「ことば・もじ」「かず・かたち」を使いこなし、小学校の準備を整えることができる。
現在まなびWithは、無料教材セットや無料資料請求を受け付けており、入会者プレゼントも実施しているので、興味がある方は要チェック。
対象年齢 | 年少~年長 |
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おすすめのポイント |
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がんばる舎
A4プリントと解答のみのシンプルな学習方法が魅力
A4サイズの問題プリントと解答プリントだけというシンプルな学習方法で人気を集めている幼児教育教材。小学校入学までに「言葉」「数・量」「図形」「記憶」「知識」「作業」の6つの能力をバランス良く養うカリキュラムになっている。
月々800円という手頃な料金で利用でき、無理なく継続できる点も魅力。1年間の教材をまとめて届けてもらうこともできるので、自由なスケジュールで学習に取り組みたいというご家庭にもおすすめ。
対象年齢 | 2歳~6歳 |
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おすすめのポイント |
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RISU きっず
年中後半から年長の利用に対応!タブレットで算数を学ぶ注目の幼児教育教材
RISUきっずは、「未来の才能のために」をキーワードに東京大学出身者が中心になり、設立されたエドテック企業「リスジャパン」が開発したタブレットで算数を学ぶ幼児教育教材。
RISUきっずは、タブレット自習と東大生を中心としたトップ校の学生のフォローが最大の特徴。タブレットを使用し、子どもが学習したデータは全て独自システムで解析され、リスジャパンが学習状況を把握。データをもとに東大生らチューターが、メールフォローとレッスン動画で学習をサポートする。また幼児の場合、ひらがなが完璧に読めないケースがあるが、RISUキッズは問題文の読み上げ機能を搭載しているので、親の手間がかからない点も嬉しい。
RISUキッズの幼児教育教材は、算数に特化しており、従来の算数の学習だけではなく、子どもの思考の柔軟性を育てることを重視。数の読み方、足し算・引き算、時計など、小学1年生の前半で学ぶ内容を学んでいく過程で、論理的思考力、読解力、応用力を育んでいく。
料金は年29,760円(税抜)(※月額換算2,480円)。入会金や教材費、タブレット代などの追加費用は一切必要ない。RISUきっずでは、現在人数限定で1週間RISUを無料お試しできるキャンペーンを実施しているので、興味がある方は要チェック。
対象年齢 | 幼児~(年中後半、年長) |
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教科 | 算数※小学校1年前半までの内容を先取り学習 |
料金 | 年29,760円(税抜)※月額換算2,480円 |
おすすめのポイント |
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Pickup! 7+BILINGUAL
「7+BILINGUAL」は、60年間で延べ50万人以上の子供達をバイリンガルに育ててき「七田式メソッド」のノウハウを集約した35日完結のバイリンガル英語脳プログラム。楽天の「教材ランキング」「英語ランキング」「学び・サービスランキング」「通信講座・通学講座・教材ランキング」4部門で第1位を獲得するなど、
利用者からも高い評価を得ている。「1日7分で20の英会話フレーズをインプット」「丸暗記ではなく、完全記憶させる400%学習法」など、子供の“バイリンガル・スイッチ”が入るノウハウが満載。教材費用は29,800円(税別)と決して安くはないが、効果がなかった場合、購入から60日~90日以内に連絡すれば、全額返金に対応。さらに様々な特典が付帯しているので、七田式の学習に興味がある家庭であれば、他の幼児教育の教材と比較しても魅力あるプログラムの一つだろう。
対象年齢 | 6歳以下 ※7歳以上も受講可 |
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内容 | CD14枚+ボーナスEnglishCD1枚+テキスト4冊 |
料金 |
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おすすめのポイント |
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幼児教育とは?
文部科学省では幼児教育とは、幼児が生活する全ての場において行われる教育を総称したものであり、幼稚園・保育所だけではなく、家庭や地域での学習等、広義の広がりを持つものと定義されています。幼児期は好奇心を育み、探索し、知識を蓄える基礎が形成される時期であることから、その特性に合った教育を行うことが推奨されています。
幼児教育に取り組む上で大切なことは?
幼児教育は通常の教育とは分けて考えられることも少なくありません。その理由は、この時期の体験が、脳の発達や人格の形成に大きな影響を与えるからです。単純な先取り学習ではなく、子どもが楽しく学び、成長していける手段を探すことが、幼児教育に取り組む上で最も重要であることに疑う余地はありません。現在の幼児教育は、知識の詰め込みではなく、自主性、自立性、主体性を重視したものが主流になりつつあります。
幼児教育で育もう。「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」とは?
平成30年度4月から幼稚園・保育園・こども園それぞれの指針が改正されました。新しい教育・保育指針では、3つの機関がいずれも子供たちの教育機能を持つことと、共通の項目として子供たちの「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」がまとめられています。
幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿
- 健康な心と体
- 自立心
- 協同性
- 道徳性・規範意識の芽生え
- 社会生活との関わり
- 思考力の芽生え
- 自然との関わり・生命尊重
- 数量・図形、標識や文字等への関心・感覚
- 言葉による伝え合い
- 豊かな感性と表現
上記の10の姿は、小学校で習うことを先取りする、いわゆる「早期教育」ではなく、すべての学習の基礎となる好奇心(ものごとに興味を持つ力)やコミュニケーション能力(人と関わっていく力)を育むことを目指すものです。
就学初期の段階で勉強につまずく「小1プロブレム」を回避し、小学校からの学習へゆるやかに移行していくためにも、自分で考える力や対人スキルは欠かせない要素と言えるでしょう。
このような指針を受けて、幼児教育に力を入れる通信教育は多く、子供が自然なかたちで文字や数などに関心を持ち、対人関係のルールや考える力を身に付けられるようカリキュラムが工夫されています。小学校入学時のプレ教育として幼児教育を上手に活用し、親子で楽しみながら子供の成長をサポートしていきましょう。
子どもの可能性を引き出してくれる幼児向け教育教材・通信教育
「評判の高い幼児教育の通信教材を比較」特集はいかがでしたでしょうか?幼児教育の通信教材は、忙しくて幼児教室に通わせることが難しいママや近所に幼児教室がないというご家庭でも、簡単に始めることができます。今回の特集を参考に、お子さんに合った幼児教育教材を探して、子どもの更なる好奇心や可能性を引き出してみてはいかがでしょう。
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