高得点を取得すれば、業種を問わず就職・転職で有利に。TOEICのスコアを昇進の条件にする企業も急増している。転職で評価の対象にしたいなら730点以上、英語に関連する仕事を希望するなら900点以上を目指そう。

ＩＴ関連の資格の中でも国家資格であることから企業からも信頼が高い。ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者の順に難易度が高くなる。プロジェクトマネージャーなどの実務経験があればさらに高い評価に。

ビジネスパーソンにとって財務の知識は必須。知名度が最も高いのは日本商工会議所が実施する日商簿記検定。経理職の就職・転職を希望するなら2級以上を目指そう。

共働き家庭の増加により急速に需要が高まっている保育士。保育園はもちろん児童養護施設や幼児教室など資格を活かせる職場も増えている。一度資格を取得して保育士登録をすれば、更新の必要がない。

平成25年4月より「ホームヘルパー2級」から「介護職初任者研修」へ改定。通学期間が増え、修了試験が必須に。高齢化の進む日本では介護のニーズが多様化しており、今後も高い求人需要が見込める。多様な雇用形態があるのも魅力。

宅地建物の売買や賃貸契約・仲介に必要な国家資格で安定した求人ニーズがある。不動産業界では資格手当が出る場合が多い。取引主任者証は5年の有効期限があるので、更新が必要。

家族構成や資産状況をふまえて住宅・教育・老後など将来のライフプランニングを考えながら総合的なアドバイスを提供。銀行・保険・証券会社など金融業界で必須の資格となっている。家計管理としても大いに役立つ。

コンサルティング分野での唯一の国家資格。経営戦略、組織・人事、マーケティング、財務・会計などビジネスマンとして必要な知識を網羅できる。難易度が高く、MBAよりも高く評価する企業も。